空蝉

喪男の現実

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

振り向くな君は美しくない

年度末、といっても私には何のかわり映えのない一日でした。この一年(度)を振り返って嫌な出来事は当然ありましたが、その内容が2年前のそれや3年前のそれとほとんど変わらないのが悲しくなります。 喪男に限って言えば、立ち止まったり振り返ったりした…

自分の価値は他人が決める

新社会人になる喪男の皆さん。「自分の価値は他人が決める」という言葉をご存知でしょうか・・・ってビジネスブログみたいな冒頭になりましたが、サラリーマン社会においてこの言葉は事実です。 つまり喪男は最初からハンデを背負って競争をするようなもので…

喪男とアイドル

喪男の中には、アイドルにはまっている人もいます。それは喪男がはまりやすいものの一つとして否定はしませんが、私には「嫌な思い出」があります。 大昔の話ですが、私はおニャン子クラブのファンでした。やがて解散しメンバーはそれぞれの道を歩み、結婚す…

顕著な事実

今回は法律談義(?)です。「顕著な事実」という言葉があります。実はこれ、立派な法律用語なのです。 民事訴訟法 第179条(証明することを要しない事実) 裁判所において当事者が自白した事実及び顕著な事実は、証明することを要しない。 自白は措くとして…

SNS嫌い

「なんでSNSやってないんですか」 「別に理由なんかないよ」 「そうですか。わかりました。」 分かってないですね。それが答えです。誰も誘ってこないからです。

終わりのはじまり-北海道新幹線開業ー

北海道新幹線が開業しました。乗り鉄の私にとっては喜ばしいことなのですが、「とうとう来たか・・・」という出来事でもあります。なぜならこれとあともう少し残している路線に乗ってしまえば国内鉄道全線制覇達成、やることがなくなってしまいます。厳密に…

引かれ者の小唄

送別会の季節。シフトのせいで参加できないのはかまいません。というよりむしろ喜ばしいことです。行ったところで一人寂しく飲むのは確定なので。ただ、1日前になって(私のシフト終了後開始の)2次会に誘うのはやめてください。 (1次会がいつ終わるかわ…

甲子園おひとりさま

甲子園で高校野球を見るのが大好きですが、かなり頑張らないと日帰りできないところに住んでいて、おまけに様々なこだわりがあるため観戦は困難を極めます。 ①地元万歳、見るならアルプス 地元高校を応援するならアルプス席というのは説明不要でしょうが、強…

若き血の叫び

先日若い方と話し込む機会がありました。喪男ではなく恋愛経験のある鯛男、といったところでしょうか。恋愛に関する考え方に相違はあるものの、彼は喪男側に来る人間ではないのでそれを批判してもはじまりません。 それにしても彼の恋愛に対する情熱には圧倒…

「いい人」の効用

今回はちょっとだけためになる話を。喪男に「いい人」と言ってはいけません。いや、いけなくはないんですが、褒められているとは全く思いません。 そもそも何がいいのか。こう聞くとやさしい、真面目などという言葉が返ってきます。けどそれってどのくらい評…

恋愛甲子園

実況(以下実) 春はセンバツから。いよいよ恋愛選抜甲子園も準々決勝です。実況は梅草、解説 は舐達磨さんです。 解説(以下解) よろしくお願いします。実 今日は注目の看板二高(かんばんにこう)と面白枠からここまで勝ち上がった不細工高との対 戦です…

朋あり遠方より来る

飛行機の距離から友人がやってきました。趣味趣向が合うのはもちろんですが、他の友人と大きく異なるのは喪男について確固たる信念を持っていることです。 それぞれ鯛男だった二人が別々に失恋し、いろいろ議論をする中で気がついたことがあります。周囲は「…

夏の葬列

昔、喪男のオピニオンリーダーとも言えるサイトが存在しました。今回のタイトルにも採用した「夏の葬列」です。一定年齢以上の喪男なら一切の説明は不要でしょうし、喪男でないなら説明するだけ無駄なので詳細は語りませんが、私も多大な影響を受けています…

人生における留年

今週のお題「卒業」 高校や大学を卒業して実社会に出るときに「卒業したくない」と思ったことはありませんか。我々喪男の心境も、まったく同じです。 喪男に死ぬまで卒業はありません。周りが恋愛→結婚→出産・・・と様々な卒業と進学を繰り返している間、こ…

馬鹿は死んでも直らない

アピールに多少嘘が混じるのを否定するほど子供ではありませんが、限度というものがあるでしょう。 先日の会社の飲み会でのことです。若手女社員が語り始めました。曰く、 「昔は太陽は西から昇るものだと思っていた」 「与党と野党の違いがよくわからない」…

喪男による「恋愛のススメ」

人は生まれながらにして喪男にあらず。蹴られて、踏まれて、喪男になるのです。問題は、どこでそれを自覚するのかです。 基本的には、免疫をつけるために若いうちに恋をしてさっさと振られてしまえ、という意見を持っています。身の程をわきまえないまま大人…

私はアキバ系、でした。

今週のお題「好きな街」 大学生の頃、秋葉原に行くのが大好きでした。ちょうど「家電の街」から「電脳空間」に変化するころで、windows95の発売がそれを決定づけたのです。 改札を抜けて、さまざまな口上が聞こえる露店の脇を抜けてメインストリートへ。端境…

保育園「関係ない」日本死ぬ?

正直、まったく分かりません。否、待機児童の問題が社会問題化していてそれが少子高齢化の一因でもある・・・というような議論があるのはさすがに承知しています。 もうずーっと前から。 要領の悪い喪男でもずっと前から知っていて都会ならば子供を産めばほ…

小さな声

喪男とはちょっと違う話かもしれませんが。 学生時代、自分は何も悪いことをしていないのに誤解されて叱責を受けたという経験はありませんか。私ですか?もちろんあります。面白いもので自分もそうですが大体はクラスで傍流にいる奴がそういう目に遭い、主流…

思い出し落ち込み

思い出し笑い、ってありますよね。あれの落ち込み版になることが時々あります。 たとえば、大昔失恋した人が好きだった少女漫画家の名前や作品名をどこかで目にした時、ちょっと嫌な気持ちになることがあります。トラウマと違うのは「思い出し」なので聞いて…

いずれにしても春

車で海沿いの道を走りました。暖かな日差しと穏やかな海、そして心地よい風。もう春なんですね。 学生のころ、春は希望の季節でした。クラス替えで今よりはもう少しマシな生活になるかもしれない。ひょっとしたら新たな出会いがあるかもしれない。大抵の場合…

合コンの思い出

必要のない時に話しかけられるといえば、合コンはその最たるものでした。ええ、もちろん人数合わせで数回しか行ったことはありません。私の役割は人数が揃うことによって合コンがお流れにならないことと、下手なことを言って場の空気を壊さないことだけです…

日本橋にて

必要のない時に若い女性から話しかけられるのが大の苦手です。以下、日本橋のアミューズメント施設にて。 「ラブ××ブ(の景品を狙っているの)ですか?」 「ええ・・・まあ・・・」 「フィギュアを集めてるのですか?」 「うーん」 「(ラブ××ブのキャラクター…

ああ寒いほどひとりぼっちだ!

旅が好きです。旅はローカル線に限ります。平日の日中、ちらほらといる乗客を横目に流れる車窓の風景を見るのが大好きです。 おいちょっと待て、ここは喪男について書く場所だろう、その通りです。 都市部の休日に、行楽地に行くカップルや家族連れを横目に車…

じっと…をみる

街中や電車で美人をついみてしまうのは、喪男であろうとなかろうと同じでしょう。しかし我々はそこにかなりの緊張を伴います。気がついて気持ち悪がられるのも嫌ですが、相手が二人以上の時に聞こえよがしに陰口を叩かれた日にはもう。 さすがに中学生を注視…

いざキャバクラ

昔会社の先輩に連れられて数回キャバクラに行ったことがあります。隣に嬢がついたので簡単な自己紹介と世間話。そろそろネタがなくなって来たところで嬢が「なにか面白い話ありますか。」ネットでは定番のもはやネタ扱いですが、本当に言われたのです。 一人…

性欲事情

この歳になると、性欲の衰えをはっきり感じます。加齢でいろいろと嘆くなかでこれだけは冷静でいられる部分です。なぜなら、あっても使い道がないから。 もちろんAVや漫画を見てのセルフサービスにはそれなりの楽しみがあり、それを止めることはできないでし…

かもしれない運転

何度も同じ失敗をすることの馬鹿馬鹿しさを受験にたとえましたが、実際にはそれどころではないダメージを食らうこともあります。 机の中に「体育館の裏で待っています」と女の文字で書かれた手紙が。行くと嘲笑されるという学生お決まりのパターンは今となっ…

ねえ、何して遊ぶ?

抽象的な話が続きました。もう少し喪男の現実に即した話をしていきます。おそらく想像がついていると思いますが、私はいい歳をしたおっさんです。安月給ながら生活に困るとまではいかず、休みはそれなりに取れる、というところでしょうか。 友達のあまりいな…

判定

「それでも、世の中のカップル・夫婦は美男美女ばかりではあるまい」 おっしゃる通りです。しかしながら可能性というものを考えていただきたい。 「難関大学」でも簡単にA判定を出せる人がいれば、一方で「三流大学」でもF判定の人がいるのは当然です。もち…