空蝉

喪男の現実

思い出し落ち込み

 思い出し笑い、ってありますよね。あれの落ち込み版になることが時々あります。

 たとえば、大昔失恋した人が好きだった少女漫画家の名前や作品名をどこかで目にした時、ちょっと嫌な気持ちになることがあります。トラウマと違うのは「思い出し」なので聞いても思い出さないことがままある、ということでしょう。

 思い出し笑い同様、大概は短時間で日常生活には支障のない範囲の落ち込みかたなのですが、喪男には思い出すことがとても多いので場合によってはとてもきつい状態になります。ええ、今そうなのですが、昔のアーケードゲームの名前やキャラ見て落ち込むって自分でもどうかしています。