空蝉

喪男の現実

馬鹿は死んでも直らない

 アピールに多少嘘が混じるのを否定するほど子供ではありませんが、限度というものがあるでしょう。

 先日の会社の飲み会でのことです。若手女社員が語り始めました。曰く、

「昔は太陽は西から昇るものだと思っていた」

「与党と野党の違いがよくわからない」(政策ではなく、言葉の意味)

明治神宮ってどこにあるんですか」 

 この女のルックスが並み以上なのは認めざるを得ないので、おそらくはずっとそうやって生きてきたのでしょう。さぞや多くの男がちやほやしたことでしょう。

 社会人の先輩として忠告するならば、歳が20近く離れた喪男二人と、仕事に関してはドライな上司、あとは女社員という場所でやっても全くの無意味です。しかも私が昼間にあなたのミスの尻拭いをしたばかりだということを覚えていないのでしょうか。

 「自慢じゃないが俺もバカ、遠慮するなよ君もバカ」バカ同士仲良くしましょうよ、というアピールなら大歓迎ですけど、このアピールがそうではないとわからないほどのバカではありません。