空蝉

喪男の現実

不信のスパイラル

 某衆議院議員が、貧困家庭を必要以上に支援しても無駄だという趣旨の発言をしました。何が必要でそれを誰が決めるのかという難しい問題はありますが、ここで話すことではないのでとりあえず措きます。

 問題は貧困家庭の発生原因です。もちろん親の病気や死別など不測の事態によるものもありますが、望まないあるいは無計画な妊娠・出産も少なくないはずです。もちろん生まれてきた子供に罪はありませんが、大手を振って支援を要請されると違和感を覚えます。

 大学時代、文化系サークルに所属していたのですが、某有名慈善団体(もちろん、児童・学生を支援するところです)のイベントにサークルの上部組織から強制的に参加を要請されました。それが上部組織の独自判断なのか某団体の要請なのかは知りませんが、支援ってそういうものだったのでしょうか。「子供がいる」っていうのはそこまで偉いことなんですね。