空蝉

喪男の現実

集団と喪男

 桜の写真を撮るために公園に出かけました。当然のことながら花見客でいっぱいです。花より団子、集団で花見をすること自体を非難はしませんが、マナーの悪い連中はどこにでもいます。花見に限りませんが、集団になると急に気が大きくなるのはどうにかしてほしいものです。

 喪男には女をはじめ数多くの敵がいますが、この集団(心理)も結構な強敵です。数を頼みに横車は平気で通しますし、間違いに気が付いてところで誰も謝りもしないし責任も取りません。集団になれば喪男だって同じだろう、と思った方がいるかもしれませんが、集団でうまくやっていける喪男なら、そもそもこんなこと考えもしないでしょう。喪男が集団のイニシアチブを取って上手くいった有名な団体行動ってあるのでしょうか。

 ここで勘違いをしないでいただきたいのは、喪男個人主義ではありますが、利己主義とは限らないことです。もちろん人間ですから利己主義の喪男もいるでしょうが、そういう奴はそれこそ集団のいい餌食でしょう。