空蝉

喪男の現実

「また変なことにお金使って。バカじゃないの」

 婚活パーティーですか。金をドブに捨てるくらいならと、それに行ったつもりで寄付金控除の対象になるところに振り込みました。給料が安いので控除上限額も低いですが・・・

 人がヲタ趣味に金を使うのを笑っている皆さん、笑い続けたいのならせめて同じことをしてください。ささやかなお願いです。

 

おためごかし

 大概の喪男はおためごかしを聞き飽きるほど聞いています。ですから高齢喪男ならそうかどうかの見分けはすぐつくのですが、一般の皆さんはそうでもないのですね。まあ、私自身も痛い目を見て見分けがつくようになったわけですが、人間関係で善人のふりをされるのと災害支援で善人のふりをされるのと、どっちがきついのでしょうか。

 いや普通は圧倒的に前者なのでしょう。後者に気づくような人は最初から引っかかりませんから。負け惜しみではなく心の底から「あ、騙されてる。馬鹿なんだな」って喪男に思われないようにご注意を。

喪男入るべからず

 乗り鉄ですからどんな鉄道・路線でも乗っていて楽しいのですが、中にはごく少数の例外があります。

 どうせいつ行っても同じだからと、3年前のゴールデンウイークに東京ディズニーランドに行きました。もちろん中でアトラクションをというのではなく、ランドやシーを回るモノレールに乗るためです。せめてもの抵抗に開園2時間近く前に行ったのですが、全くの無駄でした。一周約12分、カップルや家族連れに囲まれた(どう見ても)鉄ヲタって、苦痛でしかありません。

 同業の喪男鉄ヲタの皆様、是非行かないでおくことを強くおすすめします。

ペルソナ・ノン・グラータ

「今度◯◯さんが(私が所属するチームの)下につくことになったから」

 

※◯◯さん・・・3/16付 馬鹿は死んでも直らない - 空蝉 の若手女社員

 

無理を承知で言うなら、「お金あげるから勘弁してください」。

不信のスパイラル

 某衆議院議員が、貧困家庭を必要以上に支援しても無駄だという趣旨の発言をしました。何が必要でそれを誰が決めるのかという難しい問題はありますが、ここで話すことではないのでとりあえず措きます。

 問題は貧困家庭の発生原因です。もちろん親の病気や死別など不測の事態によるものもありますが、望まないあるいは無計画な妊娠・出産も少なくないはずです。もちろん生まれてきた子供に罪はありませんが、大手を振って支援を要請されると違和感を覚えます。

 大学時代、文化系サークルに所属していたのですが、某有名慈善団体(もちろん、児童・学生を支援するところです)のイベントにサークルの上部組織から強制的に参加を要請されました。それが上部組織の独自判断なのか某団体の要請なのかは知りませんが、支援ってそういうものだったのでしょうか。「子供がいる」っていうのはそこまで偉いことなんですね。

日本橋にて 其の二 -日本橋の乱-

 先日、旅の帰途に日本橋に立ち寄りました。ネタ欲しさに前回偶然入ったUFOキャッチャー専門店(?)に再び入り、取れもしないキャッチャーに何回か金を入れてから帰ろうとすると女店員が「お兄さんお兄さん」と私を止めます。

 せいぜい「もうちょっとやっていきましょうよ」とか「もう少し頑張れば取れますよ」くらいの社交辞令的励ましかと思いきや、「せっかくここまでやったんですから。あと少し、あと少し頑張れば取れますって。疲れてるのなら休み休みやったのでいいですから・・・(以下略)」と加藤紘一を引き留める谷垣禎一ばりの必死さなのです(わかる人だけわかってください)。

 結局帰ったのですが、女店員はどうせコスプレしているのですからあらかじめそれに応じた引き留め方をリクエストできるようにすればもっと儲かるかもしれません。私ならもちろん「◯◯先生は大将なんだから!一人で突撃なんて駄目ですよ!」でお願いします。